自然体でうまくいく営業マンの考え方

地方の市場で都市部の営業マンより成果を出し、入社3ヵ月で全国1位になったトップセールスマンの営業基礎

ボールを早く回す考え~性格別解説~

こんにちはしょうたです。

前回は『ボールは早く回せ
この必要性をお話しました。

世の中は人との協力で仕事が成り立っている。
だから自分の所でボールを止めてはいけない。

「理屈はわかったけど、なかなかできない」
「実際の現場ではそうできない状況だ」

そう思ったあなたに今回は
早くボールを回せるようになる為の
2つの考え方をお話します。

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早くボールを回す2つの考え

おおまかにですが仕事をしていると
以下の2つのタイプに分類されます。

・真面目な人

・サボりたい人

この比率はさておき、どの組織にもおおまかに
この2つのタイプに分類されるかと思います。

ちなみにぼくはどちらかと言えばサボりたい人です。
誘惑に流されやすい弱い人間です。

サボりたいと言ってもなにもしない訳ではなく
要領良く素早く仕事をこなし、
自由な時間をいかに多く作るかを考えるタイプです。

根は真面目な所もありますから、
両方の立場で
ボールを早く回す考え方をお話します。

細かく言うとキリがないですが、今回は
性格や仕事のタイプを2つに分けてご紹介します。

両方の部分があって当然です。
なたもどちらかに当てはめて参考にしてみてください。

 

真面目な人

真面目な人がボールを抱え込みやすい傾向としては
ミスを恐れ丁寧になり過ぎたり、
細部まで確認を怠ることなく慎重に進めます。

その性格が故に、処理に時間がかかり
キープする時間や量が多くなるケースがあります。

とても素晴らしく、誇らしい所です。
サボりたい人にはとてもじゃないが真似できない才能です。

 

早く回す為の考え方

自分の仕事は全体の一部として考えましょう。
あなたの仕事のクオリティーは素晴らしいが、
みんなの共同作業で成り立っています。

自分が長くキープしていることで、
次の人が待っているということ。
一人で完璧にしようとしないことです。

真面目な人ほど、他人に迷惑をかけてはいけない。
他人の助けになりたい。自分が頑張らないと。
そう思う気持ちが強いと感じます

ですが、自分がキープすることによって
次の人へのシワ寄せになっているかも?

ここまでの完成度に仕上げるよりも、
早くボールを回す方が次の人は助かるのかも?

このように全体を見て考えるようにすると良いです。

バケツを満杯になるまで待つより
水が半分でも回す方が組織はうまく回ります。

中国の兵法書孫子」には
『拙速は巧遅に勝る』という格言があります。

拙速とは、「つたなくても速いこと」
巧遅とは、「巧みでも遅いこと」です。

「完璧を求めて遅くなるより、
完璧でなくても仕事が早いほうがいい」
といった意味です。

完璧さを心掛けること自体は、
とても素晴らしい考えです。

多くの仕事には「いつまでに」という
期限がつきものです。

締切に間に合わなければ、信頼だけでなく、
仕事も失ってしまうこともあります。

時間がかかり過ぎて機を逃してしまうことの
ないように気を付けましょう。

 

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サボりたい人

サボりたい人がボールを抱えやすい傾向としては
取り掛かるまでが遅いことや、雑に処理した為に、
手直しが増えて処理が完結しないケースが多いです。

取り掛かる順序とポイントさえ掴んでしまえば
真面目な人より早くボールを回しますから、
仕事が早い印象になります。実際余裕ができます。

 

早く回す為の考え方

サボりたい人はとにかく仕事の量を減らしたいと
考えますから、仕事が溜まった時の自分の状態を
イメージしてみるとよいでしょう。

今やっておかないと、
来週の自分は手を付けられない状況になる。
最悪の自分の状態をイメージすることで、
取り掛かりも早くなるでしょう。

サボりたいと思う人は、ボールを回し終わった仕事、
手が離れた仕事のことは同時に頭の中からも離れます。

従って、確認不足や自分のミスで
再度ボールが返ってきて修正するようなことになると
とてもストレスを感じます。

ですから、後から最悪になるくらいなら今
丁寧にやっておこうと思い
ボールを回すと良いでしょう。

何度か仕事しているとここはキチンとしておかないと
というポイントがわかってくると思います。

水は少なくても、せめてバケツの穴は塞いで回しましょう。

 

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両極端ではありますが、
自分がどちらのタイプか参考にしてみては
いかがでしょうか?

 

成果を上げてる営業マンがやってること

仕事をしているといろんなタイプの人と関わります。
うまく噛み合うと良い仕事として成り立ちます。

自分と違う考え方もある
タイプが違えば求めるものも違う
こんな考えもあると知っておくだけでもよいでしょう。

みんな同じ目標や方向を向いて仕事しています。
その中で早くボールを回すことができると
仕事の効率も上がり、早く完結します。

ぼくは自分に来たボールは素早く回すのはもちろんですが、
綺麗に磨いて取扱い説明書を添えて次の人に回します。

次の人が扱いやすい状態に磨き
扱い方がわかるような解説付きです。

 

早く回してほしい人、丁寧な状態で回してほしい人

人によって見極めましょう!
次の人にどの状態で渡したらベストか?!
今回紹介した2つのタイプを基に考えてみてください。

色々と試し間違えば修正すればいいのです。

少しの気遣いをするだけで、ニュアンスの確認、
問い合わせ、クレームも減りますし、
あの人とは仕事がしやすいと思われ
仕事の依頼が増えるようになります。

成果を上げている営業マンは
相手へのほんのちょっとした気遣い、
配慮を会得
しています。

こうしたら相手は助かるであろうことを
的を得て実践しています。

自分がボールを持たない時間が増え
結果的に時間に余裕ができるから
新しい仕事を取ってくることができます。

もし今のあなたが、
・事務処理に追われている。
・営業活動の時間が無い。
・営業しても成果が出ない。

つまずいているならボールを早く回すようにして
仕事の流れをかえましょう。

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まとめ

真面目な人は全体を意識してみる

早く回すことで相手が助かることもある

全部完璧にしようとしない

サボりたい人は後から最悪になるイメージをする

修正かかる方が手間だと認識する

自分が正しいと決めつけず違う考えがあることを認識する

どの状態で渡すとベストか見極める

仕事がしやすいと思われると成果があがる

ボールがないと新しい仕事を取ってこれる

 

 

・追伸

 ぼくは社会出て、倉庫業や工場作業員を経験し
それからしばらくして営業という職種に出会いました。

はじめは契約どころか
訪問するのも怖いと思いました。

契約が取れないうちは会社での居場所もなく、
訪問先でも売れない営業マンのオーラが
出ていたと思います。

このままでは営業職もこの先何年も続かないと思いました。

そこから自分なりに考え、心理学を勉強し
実践しては失敗し、また勉強して実践を繰り返して
少しずつではありますが成果を上げることができるように
なりました。

今では自分の力で契約を取ることができますが、
そのやり方がわからないと非常に辛い思いを
することでしょう。

包丁も正しい使い方ができてこそ
食材をさばき、美味しく料理できます。
使い方次第では凶器にもなります。

営業においても同じで
正しい方法を身に付けると成果は出ます。

アポイントの取り方や契約に至るまでの考え方
お客様との関係性の維持、どんな自分作りが必要か等

基礎・基本が身に付く営業方法をご紹介しています。

もしあなたが現状に不安や違和感があるならば
それは変われるチャンスです。

正しい営業方法を身に付けることをお勧めします。

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