自然体でうまくいく営業マンの考え方

地方の市場で都市部の営業マンより成果を出し、入社3ヵ月で全国1位になったトップセールスマンの営業基礎

身だしなみを整える習慣で中身も磨かれる

こんにちはしょうたです。

 

前回は、身だしなみが第一印象を良くし
あなたの最初の印象は7秒で決まり
商談を左右することを話しました。

身だしなみは相手が良いと判断することですが、
実は自分の見た目だけでなく中身を形成するのにも
非常に効果的なこと。

自分自身を高めることにも繋がってます!
商談を左右する理由とあわせてお話します。

 

商品メリットと自分の印象の一致

商談相手がお客様になってもよいと思う決め手としては、
商品によって悩みを解決できると判断した時と

もう一つはこの営業マンと取引しても損はしないだろうか?
導入後も対応やフォローをしてくれるだろうか?
こんな心配をします。

今後あなたのお客様となれば、関係が続くことになります。

その2つの壁を取り払うことができなければ
商談成立は難しいのです。
ここをしっかりしておけば決まります。

「できます!」「やります!」「メリットあります!」
と言うのは簡単ですが、
お客様もたくさんの営業マンを見てきてます。

口だけで信頼を勝ち取るだけでなく、
本当に納得して頂き尚且つ、信頼を勝ち取る。
「あなたに任せよう」と思っていただく為の
印象を与えなければなりません。

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身だしなみが大事な本当の意味

身だしなみが整ってないとだらしないとよく言いますよね?
これは単なる見た目が良い悪いだけでなく
キチンとした根拠があります。

身だしなみが整っているということは
自分のあらゆるところに目が行き届いており
自分自身を管理できているということです。

自分自身を管理できない人間が
他人を管理することはできません。
顧客に気配りしたりフォローできるとは思われないのです。

ここで損するのは非常に残念だと思いませんか?

身だしなみが整ってないというのは
単に険悪感を与えるだけでなく
他人に対して配慮できる人としての器があるか?
こんな本質が隠れています。

  

カラーバス効果

 

カラーバス効果とは

 「自分が意識した情報が自然と目に飛び込んでくる」
という現象です。

例えば、赤い車がほしいと意識したら
街中を走る赤い車ばかり目に留まる。

オシャレなスーツがほしいと考えれば、
街中を歩いているスーツを着た人やお店にやたら目がいく。

意識したから街中に赤い車の台数や
スーツの人が増えたのではありません。
意識せずに過ごしていても統計学的には
その数は一緒でしょう。

それまでその存在に意識を向けてなかった為に、
本当は見えていたが気に留めていない為にスルーしていた。
意識するとその情報が目に留まるようになる心理現象です。

これは色だけでなく、人や物、情報など
あらゆることにあてはまります。

ぼくはカラーバス効果を活用し、
それまで人の悪い所や欠点ばかり気になっていましたが、
人の良い所を見つけれるようになりました。

 

中身を見られている

前回の記事では、
身だしなみのどこを改善するかお話しましたが、
今まであなたがたいして気にしなかった
部分も多々あったでしょう。

決済権のある社長や経営者はあなたとは
違ったところを見ています。それはなぜか?

低い所からは建物が視界を遮り建物の側面しか見えないが、
屋上など高い所へ行くと
より遠くまで見渡すことができます。

決裁権のある社長とあなたは同じところを見ていない。
視点が違うのです。

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決裁権のある社長や経営者は決断を幾度となくしています。
正しい判断をしなければならないと考えます。

あなたの商談もその一つです。
高い物を見る目もありますが、
決まって営業マンの中身を見ます!

口だけの男か?ただの見栄っ張りなのか?
中身はどんな人間か?物を大切にするか?
その視点は顧客を大切にする心を見ています。

身に付けている物からその人の中身を見ます。
上辺だけ物を言ったり、張りぼてでは
ごまかしがきかないことを肝に銘じておきましょう。 

なにが言いたいかと言うと、
自分は高いスーツや時計を身に付けているから大丈夫!
と慢心し勘違いしないようにしましょう。

あなたが大丈夫と思うところと、
見られているところは違います。 

 

手入れは見配り、気配りを養う

靴を磨いたりシャツを手洗いしたり
アイロンをかけるのも立派な準備です。

手入れをしていると
「あ、ここが汚れている」「あ、ここが痛んでいる」

これまで意識しなかったところに気が付けます。

手入れというのは気配り、
目配りを養う最も効果的な方法の一つです。

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プロのスポーツ選手も道具は大事にします。
職人さんも道具を大事にします。
営業マンも身に付けるすべての物が道具なのです。

 

中身を磨く

身だしなみを整える
一見、見た目のように思えますが、
道具を大事にすることによって自分の中身も磨かれます。
身だしなみを整えずして
トップセールスマンはあり得ないのです。

あなたの中身が形成されてきたら、
第一印象を勝ち取るのはそう難しくないでしょう。
その為には身にけている物を大事にし、
手入れをする習慣を身に付けましょう。

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物を大切にする人は、人も大切にします。
見る目を養い中身を磨きましょう。
身だしなみも中身も見る人にはわかります。

まとめ

身だしなみを整えている人は、自分を管理できている人。

商談相手は身に付けている物からその人の中身を見ている。

道具を手入れすることで気づく力が養う。

 

身だしなみで改善すべき箇所は、前の記事
 「第一印象でNOを言われない身だしなみ」
で紹介してます。

 

・追伸

 ぼくは社会出て、倉庫業や工場作業員を経験し
それからしばらくして営業という職種に出会いました。

はじめは契約どころか
訪問するのも怖いと思いました。

契約が取れないうちは会社での居場所もなく、
訪問先でも売れない営業マンのオーラが
出ていたと思います。

このままでは営業職もこの先何年も続かないと思いました。

そこから自分なりに考え、心理学を勉強し
実践しては失敗し、また勉強して実践を繰り返して
少しずつではありますが成果を上げることができるように
なりました。

今では自分の力で契約を取ることができますが、
そのやり方がわからないと非常に辛い思いを
することでしょう。

包丁も正しい使い方ができてこそ
食材をさばき、美味しく料理できます。
使い方次第では凶器にもなります。

営業においても同じで
正しい方法を身に付けると成果は出ます。

アポイントの取り方や契約に至るまでの考え方
お客様との関係性の維持、どんな自分作りが必要か等

基礎・基本が身に付く営業方法をご紹介しています。

もしあなたが現状に不安や違和感があるならば
それは変われるチャンスです。

正しい営業方法を身に付けることをお勧めします。

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